企業との共同研究を通じて,多様化する社会に対応する技術の研究を進めるとともに,学術と社会の発展に貢献できる人材の養成を積極的に推進するエンダウド型センター・社会連携講座を開設しています.
DMG森精機

本センターでは,製造業の革新を実現するため,多様な研究活動を展開する。すなわち,工作機械を中心とする生産システムを対象とした機械・制御設計,加工を含む工程設計理論の構築と実証を通じて,従来の経験に依存した製造から,物理原理に基づき高精度,高能率を実現させる次世代の生産システムへと発展させる。これを実現するための一例として,大型放射光施設を活用することで,これまで観察が困難だった積層造形・切削・研削,各加工プロセスの内部を透過したモニタリングを行う。以上によって,従来可視化が難しかったこれら加工現象の要因を明確化させ,より高品質な積層造形,高精度,高能率な切削研削加工品質を実現する。(2026年度〜)
和井田製作所

ダイヤモンドや超硬材料に対する革新的なレーザ研磨技術の開発を目的としている。加工工具や半導体材料に対する超精密加工に求められる高精度・高効率な研磨技術の確立を目指す。また,次世代の精密加工技術に対応できる高度な技術を持つ人材の育成にも注力する。本講座の研究内容は,ダイヤモンドをはじめとする難削材に対する革新的なレーザ研磨技術の開発と,その産業応用に関するものである。(2026年度〜)
ヒノデホールディングス

工作機械や産業用ロボットを中心とした産業機械において,カーボンニュートラルや機械の小型化・高精度化など新しい時代のニーズに答えていく必要がある.これらのニーズに答えていくためには,産業機械を構成する主要材料である鋳物を進化・発展させていくことが不可欠である.
本社会連携講座では,次世代型産業機械に相応しい鋳物材料を適切に評価選定するために,解析ならびにモデル機による評価技術の構築,および新材料を活かした機械要素を研究開発・提案する.(2022年度〜)
AGC 
「ガラス」「化学」「セラミックス」の各領域における材料技術と生産技術をベースに,建築用・自動車用ガラス,ディスプレイ用ガラスやフッ素樹脂などの領域で時代に先駆ける優れた製品を開発し,高い市場シェアを獲得してきました.これらの技術は,AGCの競争力の源泉であり,未来を拓く重要な資産です.東京大学・社会連携講座の最先端の知識・技術とAGCの技術の融合により,一緒に魅力的な価値の創造を目指します.(平成27年度〜)
古河電工 
古河電工は1884年の創業より,エネルギー,情報,熱を「伝える」,「繋げる」,「蓄える」ことを事業の柱とし,情報通信・エネルギーのインフラ分野,自動車部品分野,エレクトロニクス分野に多岐にわたる製品を展開してきました.世紀を超えて培ってきた素材力・コア技術(メタル,ポリマー,フォトニクス,高周波)・ものづくり力と,東大の保有する高度な技術・幅広い見識との融合,新価値の創出を目指し2018年2月に社会連携講座を開設しました.本講座ではIoT/AI関連技術の応用による「ものづくり」の革新,先端素材開発のイノベーションをテーマとして共同研究を行っています.(平成29年度〜)
小松製作所 
コマツは日本最大手の建設・鉱山・産業機械メーカとして知られています.コマツと東京大学機械工学科は2007年より社会連携講座という枠組みを通して共同研究及び学生の教育に取り組んでいます.建設・鉱山・産業機械やそれらが稼動している現場で問題となっている課題に対して,東京大学の最先端の知識・技術を投入することで,これまでにたくさんのイノベーションを産業にもたらしてきました.これからも学術の世界だけでなく,真の産業の問題を解決できる人材の育成に取り組んでいきます
ダイキン工業 
産学協創により、持続可能性、働く人と顧客の喜び、もの・サービス融合を実現する、新たなデジタル化ものづくりの実現に向けて、次世代スマート工場、それを包含する製品とサプライチェーン、エンジニアリングチェーンを統合化したアーキテクチャの構想を描くと共に、それを実現するための方法論、技術を研究する。また、この「ものづくりアーキテクチャ」の構想、構築に資する人材を育成することを目的とする。
